謹賀新年　2020年日程（山田理子）

　謹賀新年。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

　年末年始の小休止は12月28日（土）のホープフルＳから１月５日（日）まで、通常より２日多いだけの中７日ですが、年が明ければフレッシュな気持ちになるもの。「令和２年開催日割」とにらめっこしながら、どんな一年になるのだろうと思いを巡らせます。20年のキーワードは〝変則〟。まず東京五輪への協力体制、そして京都競馬場の改修工事による振り替え。とりわけ下半期は戸惑いそうなので、順を追って、本年の開催を整理していきます。

【１月】５日（日）の東西金杯からスタート。５日（日）、６日（月）の開催。11日（土）、12日（日）、13日（祝月）に最初の３日間競馬（中山・京都）。ローカルは小倉が18日（土）から６週間。

【３月】「弥生賞」が「弥生賞ディープインパクト記念」に改称。20日（祝金）、21日（土）、22日（日）３日間競馬（中山・阪神）。

【６～８月】北海道シリーズは６月13日（土）～28日（日）札幌３週間。７月４日（土）～８月９日（日）函館６週間。８月15日（土）～９月６日（日）札幌４週間。※札幌は前年から２日増。東京五輪の協力体制から７月25日（土）～８月９日（日）の３週間、西日本で開催なし。馬運車、獣医師の確保に暑熱対策を併せた対応策。７月中京と９月阪神が入れ替えられ、６月６日（土）から阪神７週間。秋からの京都競馬場改修工事に伴う芝保護のため。

【９月】12日（土）から中京４週間。19日（土）、20日（日）、21日（月）３日間競馬（中山・中京）。トライアルのローズＳ、神戸新聞杯（ＧⅡ）は中京で施行。小倉は前年夏から４日減。

【10月】富士ＳがＧⅡに昇格。

【11月】１日（日）に４回京都が終了すると京都競馬場は改修工事へ。７日（土）から阪神８週間。21日（土）、22日（日）、23日（祝月）３日間競馬。エリザベス女王杯、マイルチャンピオンＳ（ＧⅠ）は阪神で施行。

【12月】26日（土）はホープフルＳと中山大障害を同日開催。最終週にホープフルＳと有馬記念が施行される。

　とこんな感じ。やはり後半は複雑です……。とにもかくにも間もなく幕開け。みなさんにとっていい一年になりますように！

栗東編集局　山田理子