重賞回顧メモ 10月3日東京盃
■1着チカッパ
JBCスプリントの前哨戦となるRoad to JBC。
リメイクやドンフランキーといった砂の短距離猛者たちが米ブリーダーズカップスプリントへの海外遠征を選択したなか、3歳馬として19年ぶりの勝利を決めました。
道中はじっと脚をため末脚に賭けたのは前走の門別で騎乗した武豊騎手からのアドバイスもあったと白鳥厩務員が教えてくださいました。
久々のコンビとなった横山典弘騎手は「馬体重が増えて逞しくなりましたね。僕の馬も行かせれば行くだけの脚はありますがスピードには対応できていたので流れのままうまく回って来ることができた」とバトンを受け、直線は横一線に並ぶ追い比べを制してゴール。
小回りコースでの結果を出している経験もあり、次は佐賀コースを捌いて重賞3連勝を狙う予定とのことです。
■2着マックス
3番手インにつけると直線ではギアを上げて内ラチ沿いを伸びてきました。
「調教で攻めたにもかかわらずプラス馬体重だったし強化している。どこかでタイトルを取らせたい」と御神本訓史騎手。コース経験もある佐賀を目指すプランも。
■3着シャマル好位外から直線の激しい攻防を凌いで外から伸びてきましたが3着まで。
「久々の1200mと58キロ。次は良くなるはず」と川須栄彦騎手。
■4着エンテレケイア
内枠の利もあって先手を取ると最後まで崩れることなく粘っていました。次は電撃5Fの船橋記念を目標に掲げています。
■5着クロジシジョー
好位の外を回る競馬になり最後はもう伸び足りない結果に。
「前半は前に行けなかった。外を回った差が出たかな」と戸崎圭太騎手。
■6着イグナイター
JRA勢を抑えて1番人気に推されていましたが、終始外々を回るかたちとなり、直線も弾けられなかった。
「休み明けもあるのかいつものガツンというファイトがなかった」と笹川翼騎手。
昨年のJBCスプリントを制覇したコンビで巻き返しを図るべく連覇を懸けます。