昨年からYouTubeの予想動画「競馬ブックTMトーク」の司会を通年で担当。司会者も一応フォーカスは上げており、関西では自分の買い目に金額も提示しているのだが、2022年の収支額が今のところマイナス237,800円と結構大変なことになっている(昨年の最悪期はマイナス340,000円くらいまでいった)。今はGⅠもない夏期なので、購入金額は控えめにしてもいいのだが、やはり取り戻したいという気持ちはあるので10,000円前後のそれなりの額を購入。それが当たらないもんだから、雪だるま式に赤字が膨らんでしまっている。

 先週で開催が終わった函館は一応、競馬ブックメンバー中、唯一の100%超えの回収率。それを考えると予想の成績は決して悪くないのだが、どうもTMトークだけはうまくいかない(久々に出演中のBSイレブン競馬中継もだが)。それがあるので動画の再生回数も伸び悩み気味なのかも。先週の函館記念は10,000回に到達してくれたので、レースの知名度とかもあるのかもしれないが。傾向的にカタカナ系のGⅢはあまり伸びず、何とか記念系だとちょっと伸びる。とは言うものの、やはり当たる当たらんは重要で、昨年一番のビッグヒットとなったエリザベス女王杯はレース終了後にやけに再生回数が増えた。これは大当たりしたことを何人かがSNSで拡散してくれたことが大きかったと思うのだが。

 普通これだけ当たってないと、野球ならそろそろ打席に立つチャンスも与えられなくなるものだが、このTMトークに関しては今年は休みなく打席に立ち続ける。昨年は1週だけ休みの週があったが今年はそれもない。今週は中京記念。何とか記念系だし重賞は全国でこのひと鞍だけなので、ある程度は回ってくれるのだろうか。毎週のように混戦混戦と言っているが、今週に関しては有力馬とそうでないところが、ちょっとハッキリしてる印象も。点数を絞ってドンといく感じでもいいのかもしれない。

 GⅠシーズンに比べるとどうしても注目度は低くなってしまう夏場。そこで来週から2週間は刺激を与える意味で新鋭TMデビューシリーズを設けてみた。研究ニュースの2年目、森田TM、小野TMに出演を依頼。ダービー週に出走馬紹介&新聞の見方みたいな動画で出演歴はあるが、自分が主役となって予想してもらうのは始めて。まだ競馬の知識はそう深くないかもしれないが、既に研究ニュースの紙面では予想が掲載されており、週間ランキングでは上位に顔を覗かせた実績もある。どういう予想を披露してくれるのか非常に楽しみにしている。あとは喋りやすい雰囲気を司会者の私がどう作ってあげられるか、ということが大事になってきそう。

 ということで今回のトレセン通信はこんなところで…。実を言うと、誤って昨年のローテーション表で自分の出番をチェックしていたため、今週が当番とはまったく思っておりませんでした。なので、いつも以上にうす~い内容になってしまったことをお詫びいたします。当コラムを楽しみにしてくださっている方は、来週以降にご期待ください。

栗東編集局 青木行雄

 

青木行雄(調教取材担当)

昭和44年8月7日生 大阪府出身 A型

1993年入社。坂路調教担当。北海道開催時と西のローカル開催では本紙予想も担当。開催日はMBSラジオ「GOGO競馬サンデー!」、BS11「BSイレブン競馬中継」に出演。京都競馬場の改修工事に伴い、しばらく出番がなかったBS11の競馬中継に夏の小倉開催(前半)では久々に出演。パドックの気配と自分の印を交えての予想というのはなかなか難しく、先週などは大苦戦。今週の出番を終えると新装京都まで出演機会がない可能性が高いので、最後に大きい花火をあげたいと考えているが、さてどうなるか。