小休止の期間はあったものの、昨年の暮れから続いていた西のダブル開催がようやく終わった。毎年やっていることとはいえ、やはりこの期間はキツい。特に本紙予想を抱えていると、木曜あたりは夜の12時近くまでかかってしまうこともザラ。週中は慢性の寝不足に陥ってしまいがち。それが原因というわけではないが、1月には体調を崩して続けて仕事を休んでしまう日があった。ただ、こういう時にリモートワークは便利なもの。予想をする余力はあったので、調教と放送を含めた開催日の業務以外は何とか穴を開けずに済んだ。

 さて、このダブル開催。本紙予想や個人予想はどうだったか。正直、これといったヒットはなかったように思う。年に1回、重賞の本紙を担当するファルコンSは気合も入ったのだが、本命のオタルエバーは3着。前、前で運んで粘るという展開を見込んでいたのだが、中団から差してきた内容には少し驚いた。馬券の対象にはなったのでそう悪くもない結果なのだが、2着のタイセイディバインはまったくのノーマーク。勝ち馬とのワイドなんかも持っていなかったので、馬券も儲かることはなかった。

 予想数が多いので本紙や放送担当のレース以外はどうしてもそこまで時間をかけることができないが、今週からは時間もたっぷり。しっかりと検討して的中率をもう少し上げられるように頑張らないといけない。また先週からは春のG1シリーズも始まった。競馬ブックTMトークの動画も一応10,000回再生はクリアしたように、やはり注目度は段違い。高松宮記念はなかなか難しい結果に終わったが、大阪杯はエフフォーリアとジャックドールで堅そうな予感。3着に来れそうな穴馬を探したいところ。

 西が単独の開催になると、競馬場の人員にある程度余裕ができるので、土、日に有給休暇を取りやすくなるのもいいところ。今年は弥生賞の週が2場開催だったので、まずそこで休ませてもらったが、このあとはどうするか。競馬場がある地域に出掛けるのが好きなので5月→新潟、9月→北海道、11月→福島と休みを取れたら言うことないのだが、一応日曜のラジオはメインのレギュラー解説を担当しているのでそこまで休んでいいものか。5月は見送って秋に2回。それが妥当なラインかなと思ったりはしている。

 今週から2週は東のローカル開催もないので、調教関係の仕事はかなり楽になるだろう。気が緩み過ぎないよう、締めるところはしっかりと締めて、週末の馬券的中につなげたい。

栗東編集局 青木行雄

 

青木行雄(調教取材担当)

昭和44年8月7日生 大阪府出身 A型

1993年入社。坂路調教担当。北海道開催時と西のローカル開催では本紙予想も担当。開催日はMBSラジオ「GOGO競馬サンデー!」、BS11「BSイレブン競馬中継」に出演。いよいよプロ野球も開幕した。声を出しての応援やジェット風船の使用などはできないが、数の制限なしに観客が入れるようになり、かなり活気のある状況に戻っている。競馬場はまだ慎重で10,000人にも満たない入場者数だが、そろそろフリーで入れるようになるのだろうか。久々に大歓声を味わってみたい気はするが、そうなると帰りの車や電車は混むわけで。どちらがいいのか悩ましいところではある。