第2回MVTがスタート!

 夏季の休止期間を経て、4回中山、4回阪神から第2回MVTがスタート。これから来年のダービー開催まで、回収率と的中数、更には万馬券本数も加味した、予想者としての総合力が争われることになる。

 さて、ひと開催を終了した時点で東でトップに立ったのは林茂。的中数で2位タイ、回収率で1位、そして万馬券2本と、まさにバランスのとれたポイントの獲得だった。2位につけたのは第1回MVTの唐島。林茂と同様、こちらも相変わらずバランス良くポイントを獲得している。3位は第1回2位の田村。昨年、34ポイントのうち31ポイントを的中数部門で稼いだ田村だが、今回も的中数1位でのスタートとなった。
 一方、西でトップに立ったのは米満。回収率で1位、的中数で3位タイ、そして、万馬券は3本でこちらは2位タイという成績だった。一方、東と同様に西の2位も第1回MVTの長岡。昨年、9開催中5開催で的中数1位だったが、今回も的中数でいきなりトップの5ポイントを奪っている。また、ベテラン2名のあとに続く3位は信根、三浦、青木、足立の4名が横並び状態にある。

MVT(Most Valuable Trackman)とは?

 競馬ブックで従来の方式とは別に、的中数回収率、更には万馬券本数も加味した複合型の予想ランキングを発表することになりました。
 MVT(モスト バリュアブル トラックマン)と題するランキングでは、これまで軽視されてきた〝どれだけ数を当てたか〟ということも重要なポイント。要求されるのは、回収率と的中数のバランス、まさに予想者としての〝総合力〟が試されるとともに、個々の予想者のスタンスが今まで以上に明瞭になるものと思われます。
 このランキングの基本はポイント制。対象は従来のランキングと同様馬単ですが、中間集計は開催単位とし、開催毎に的中数上位5人、回収率の上位3人に下記のポイントが与えられるほか、万馬券の的中は1本につき1ポイントが加点されます。
 なお、夏期開催は対象期間から外し、トータルのランキングは秋開幕戦の中山・阪神から、翌年春2020年日本ダービー開催週までの計9開催で決定。開催ごとに週刊競馬ブック誌上で中間集計の結果を発表していく予定です。また従来のランキングとは異なり、発表は総合10位までとなります。
 もちろん、損益を元にしたこれまでのランキングの発表がなくなるわけではありませんが、MVTぜひご注目下さい。