新潟へ(青木行雄)

 今週末は休暇を取って(日曜だけだが)、ぶらりと新潟へ出かけることに。この新潟という土地、これまでは縁もゆかりもなかったが、昨夏、札幌出張から車で引き上げてくる際に立ち寄って一泊。それがなかなか楽しかったので、以来お気に入りの街のひとつとなった。

 その時は月曜日で、競馬も夏の開催がちょうど終わったタイミング。記者章を使って中には入れたが、馬場や場内で作業をする車両が動き回っていたくらいで、風景としてはやや寂しいもの。メインが1000万の特別で番組的には少々地味だが、開催日に行けるというのはやはり楽しみ。人気の藤田菜七子騎手も当日は新潟で騎乗とか。基本的にミーハーなのでパドックで写真とか撮ってしまうと思うが、その姿がグリーンチャンネルの中継に映り込んでしまわないよう、気をつけないと。

 旅程は土曜の夜に京都発の高速バスで出発し、日曜の早朝に新潟着。軽く朝ごはんでも食べて競馬場へといったところ。ただ、年甲斐もなく結構なアイドル好きなので、どうせ新潟へ行くのなら、NGT48の劇場公演なんかも観てみたいもの。チケットの申し込みと抽選が公演の3日前とかなので、現時点ではどうなるか分からないが、その結果次第では競馬場の滞在時間が凄く短くなってしまう可能性はある。

 その後は夏にも利用した、お風呂と朝食がナイスなホテルで日、月曜と2泊。日曜の夜は歓楽街も休みの店が多そうなので、早目に引き上げて部屋で月曜の観光プランを練ることになりそう。とにかく大きい県なので1日で網羅することは到底無理だろうが、おいしい空気が吸えて、おいしいお米が食べられるような、そんな場所を選んで訪れてみたい。

 月曜の夜はお店もバッチリ開いているはずなので、夏に行ったところを再訪する予定。その時はそこで隣におられたお客さんと会話が弾み、二軒目もご一緒させていただいたことで、新潟が一気に楽しい街になった。奇跡の再会が叶えば、その時は持ち合わせていなかった名刺(最近作り直した)を渡せるのだが、果たしてどうなるか…。そこはもう運を天に任せるしかない。

 翌日からの仕事もあるので、火曜はそこそこ早い時間の飛行機でシュッと大阪へ。よほど早起きでもしない限り、どこかを観光するのは難しいかもしれない。しかし、バスだと9時間半かかるのに、飛行機ならたったの1時間10分。飛行機って便利だ。

 週間予報を見ると今のところ大丈夫そうだが、何とか雨は降らずに済んでほしいもの。ぼんやりとは決めているが、ノープランにも近い旅なので、歯車が噛み合わなかった場合は寂しくスーッと終わってしまう可能性も。今以上に新潟を好きになって、帰って来れればいいけれど。

栗東編集局 青木行雄

青木行雄(調教担当)
昭和44年8月7日生 大阪府出身 A型
1993年入社。坂路調教担当。西のローカル開催は主に3歳未勝利戦、北海道開催は2歳戦全般の本紙予想も担当。開催日は毎日放送ラジオ「GOGO競馬サンデー!」 BS11「BSイレブン競馬中継」に出演。先日、ゴルフの最中に腰をグキッと痛めてしまうアクシデント。気は若いつもりだが、40も半ばを過ぎるとやはり体力の衰えは隠せない。